ハリネズミの家
ストーリー
緑豊かで活気のある森に、ハリネズミが住んでいる。彼は他の動物によって尊敬され、羨ましがられている。だが、ハリネズミが持つ彼の家への揺るぎない自信が、強欲な四匹の獣を苛立たせる。四匹は一緒にハリネズミの家に向かって行進し、緊張と緊迫の膠着状態を作り出す。旧ユーゴスラビアの作家ブランコ・チョピッチの古典的なストーリーに基づいたこの作品は監督によって絶妙に演出されることで、老若男女に「家によりも良い場所はない」ということを思い出させる、心温まる普遍的な物語を語る。
監督プロフィール
Eva Cvijanović
エヴァ・ツヴィヤノヴィッチは環境やキャラクターに内在するストーリーテリングにフォーカスするアニメーター兼映画監督である。コンコーディア大学卒業後、2本のインディペンデント作品を制作・監督し(2013年の『Seasick』および2010年の『Once upon Many Time』)、NFBのホットハウスプログラムにも参加した(2011年の『Kiss』)。触覚が持つ没入の力に魅了され、エヴァはフェルトの毛糸、水彩、パステルを素材として用いるが、同様にデジタルメディアにもよく通じている。エヴァの活動領域はドキュメンタリーおよび人形アニメーションからビデオゲームまで幅広い。最新の冒険である『ハリネズミの家』はNFBとボノボスタジオによるコマ撮りアニメーションで、バルカン半島でよく知られたおとぎ話が原作である。
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作品情報
監督: Eva Cvijanović
2017年
/
カナダ、クロアチア /
0:10:00