リュウ・ジアン特集『HAVE A NICE DAY』
11月3日 20:40~ シアター3
中国の長編アニメーションとして初めてベルリン映画祭にノミネートした本作品は、リュウ・ジアンの方法論をますます深化させた傑作! 中国のリアリティが、美麗なグラフィックと骨太のストーリーテリングによって迫ってくる。
ストーリー
中国南部の小さな町に激しい雨が降る。美容整形手術に失敗した婚約者を救うための資金を必死に獲得しようとするなかで、単なる運転手であるシャオ・チャンは百万元が入ったカバンを上司から奪う。その強盗のニュースはすぐさま町中に広がり、その晩、シャオ・チャンとその金をあらゆる人々が探し始める。
本作品の上映後、リュウ・ジアン監督によるメイキングのトークがあります。
監督プロフィール
リュウ・ジアン
リュウ・ジアンは中国風景画を学び、1993年に南京芸術学院を卒業した。20年以上にわたって制作される彼の絵画作品は画材と美学的アプローチの幅広さに特徴があり、中国国内及び海外での展示も行われている。1995年にはアニメーション制作を始め、2007年にはLe-joyアニメーション・スタジオというインディペンデントのスタジオを設立。初の長編Piercing Iはオランダ・アニメーション映画祭でプレミア上映され、アジアやヨーロッパの様々な映画祭で数多くの賞を受賞した。二作目の長編Have A Nice Dayは2017年の第67回ベルリン国際映画祭のメイン・コンペティションでプレミア上映された。
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