特集:湯浅政明とサイエンスSARU
第1部:爆音上映『夜明け告げるルーのうた』~湯浅政明監督舞台挨拶~
第2部:COMING SOON! 『DEVILMAN crybaby』

11月4日 15:00~ シアター1

2017年は湯浅イヤー!奇才、湯浅政明監督率いるアニメーションスタジオ“サイエンスSARU”の魅力に迫る、2部構成の特集プログラム!

2004年の『マインド・ゲーム』以来13年ぶりとなる長編アニメーションをリリースしたアニメーション監督湯浅政明(それも2本も!)。『夜は短し歩けよ乙女』『夜明け告げるルーのうた』というその2本は、日本国内のみならず国際的に高く評価されています。湯浅政明の創造性を支えるのは、サイエンスSARU。フラッシュを活用したその独特のスタイルは、国際性豊かなスタッフにも支えられ、きわめてオリジナリティあるアニメーションを作り出しています。2018年にNetflixでの公開を控えた新作シリーズ『DEVILMAN crybaby』も含め、ますます勢いが止まりそうにない湯浅政明とサイエンスSARUの「いま」を二部構成のプログラムで大特集!

圧倒的な独創性で観客を魅了する“天才”湯浅政明が、ほんとうに作りたかった物語
寂れた漁港の町・日無町(ひなしちょう)に住む中学生の少年・カイは、父親と日傘職人の祖父との3人で暮らしている。もともとは東京に住んでいたが、両親の離婚によって父と母の故郷である日無町に居を移したのだ。父や母に対する複雑な想いを口にできず、鬱屈した気持ちを抱えたまま学校生活にも後ろ向きのカイ。唯一の心の拠り所は、自ら作曲した音楽をネットにアップすることだった。

  ある日、クラスメイトの国夫と遊歩に、彼らが組んでいるバンド「セイレーン」に入らないかと誘われる。しぶしぶ練習場所である人魚島に行くと、人魚の少女・ルーが3人の前に現れた。楽しそうに歌い、無邪気に踊るルー。カイは、そんなルーと日々行動を共にすることで、少しずつ自分の気持ちを口に出せるようになっていく。

  しかし、古来より日無町では、人魚は災いをもたらす存在。ふとしたことから、ルーと町の住人たちとの間に大きな溝が生まれてしまう。そして訪れる町の危機。カイは心からの叫びで町を救うことができるのだろうか?

作品情報

『夜明け告げるルーのうた』

監督 湯浅政明
脚本 吉田玲子・湯浅政明
音楽 村松崇継
主題歌 「歌うたいのバラッド」斉藤和義(SPEEDSTAR RECORDS)

制作 フジテレビジョン 東宝 サイエンスSARU BSフジ
配給 東宝映像事業部

2017年/107分/DCP/日本語音声

http://lunouta.com/

© 2017 ルー製作委員会

永井豪画業50周年を記念し、同氏の代表作である『デビルマン』がアニメーション作品『DEVILMAN crybaby』として蘇る。かつて幾度も映像化されるも、原作の結末までを表現できた作品はなかった。“不朽の名作”にして“完全映像化は不可能”と呼ばれたデビルマンの全てが、ついに今作で描かれる。

監督は『ピンポン THE ANIMATION』『マインドゲーム』など多くのハイクオリティな作品を手掛け、世界で評価されるクリエイター、湯浅政明。さらに脚本は大河内一楼、音楽を牛尾憲輔が担当。日本を代表するクリエイターが一同に介し、世界的な原作漫画のアニメ化に挑む。

2018年初春・Netflix独占にて全世界同時ストリーミング開始。

本プログラムは、監督 湯浅政明、アニメーションプロデューサー チェ・ウニョン、音楽を担当した牛尾憲輔をゲストにお迎えし、PV上映を始め見所などを語っていただくスペシャルプログラムです。

ゲスト

湯浅政明(アニメーション監督)
チェ・ウニョン(アニメーションプロデューサー)
牛尾憲輔(アーティスト)

作品情報

『DEVILMAN crybaby』

STAFF
原作 永井豪「デビルマン」
監督 湯浅政明
脚本 大河内一楼
音楽 牛尾憲輔
キャラクターデザイン:倉島亜由美
デビルデザイン:押山清高
色彩設計:橋本 賢
美術監督:河野 羚
撮影監督:久野利和
編集:齋藤朱里
音響監督:木村絵里子

アニメーション制作 サイエンスSARU
Produced by Aniplex Inc. / Dynamic Planning Inc.
In Addociation with Netflix

CAST
不動明:内山昂輝
飛鳥了:村瀬歩

2018年初春・Netflix独占にて全世界同時ストリーミング開始。
http://devilman-crybaby.com/

●公式サイト devilman-crybaby.com
●ツイッター @DevilmanCryBaby

© Go Nagai-Devilman Crybaby Project

サイエンスSARU沿革

2013年、カートゥーン ネットワークの『アドベンチャー・タイム』スペシャルエピソードの受注にあたり、湯浅政明がチェ・ウニョンとともに、株式会社サイエンスSARUを設立。『アドベンチャー・タイム』では、企画からアニメーション制作までを一括で受注し、『アドベンチャー・タイム/FOOD CHAIN』の制作を行う。同作は、アニー賞にノミネートされる等、国内外で高く評価され、湯浅政明、サイエンスSARUの名を世界に知らしめた。2014年には、湯浅政明監督作品『ピンポン THE ANIMATION』が放送され、東京アニメアワードのTV部門グランプリを受賞する。その後、スタジオ初の劇場作品公開に向け、2作品を並行して制作する。2017年に、劇場作品『夜は短し歩けよ乙女』と『夜明け告げるルーのうた』を2ヶ月連続で公開。2018年初春より、スタジオ初のシリーズ作品『DEVILMAN crybaby』が、Netflixにより全世界同時配信される。

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