Icebergs

ストーリー

アイスバーグは平凡なものから不条理なものまで及ぶ14の短いエピソードで構成された実存的なダーク・コメディ。脚本家エフティミス・フィリップの著書『Scenes』を原作としている。各エピソードは「氷山の先端」であり、その下にあるものは未知のまま。この映画は、私たちが日々のルーティーンによって課されることになる偏見や安定化してしまった憶測を剥ぎ取り、私たちを世界そのものの不条理に直面させる。

監督プロフィール

Eirini Vianelli

エイリニ・ヴィアネッリは、アテネ出身のギリシャ人監督・アニメーターである。彼女は20007年にロンドン美術大学(キャンバーウェル)でグラフィック・デザインを学んで学士号を取得、2007年から2014年にかけてアカデミー賞にノミネートしたエフティミス・フィリップやフェドン・パパマイケルなどとのコラボレートを含む、映画や演劇の文やで仕事をした。2010年、彼女はアテネにおいて子供向けの本『Filo』の文とイラストを担当し、出版した。 2017年5月にはカルアーツの実験アニメーション学科で修士を取得。彼女はオナシス基金の奨学生でもある。短編作品『ポプラの葉』(2014年)は若手監督賞のショートリストに選出。 2015年にはアテネ国際映画祭の短編アニメーション部門で第1位となった。 2017年、アテネのコンサートホールが、世界中のミュージシャンを対象とした映画音楽のコンクールをしたが、彼女の作品はその国際コンペにも招かれた。

作品情報

監督: Eirini Vianelli
2017年 / ギリシャ / 0:09:22