アニメーションマスタークラス アンナ・ブダノヴァ

11月4日 16:40~ シアター3

2016年に本映画祭短編アニメーション部門グランプリを受賞。ご本人の過去作品とあわせて、彼女に強く影響を与えたアニメーション作品を上映。

『Among the Black Waves』で昨年の新千歳空港国際アニメーション映画祭短編アニメーション部門グランプリを獲得したアンナ・ブダノヴァは、デビュー作の『The Wound』とあわせて、いまや現代ロシアを代表するアニメーション作家となりました。ロシア・アニメーションの伝統の人間味のある手描きのグラフィックと、舞踏などの他分野から影響を受けたクールな描写が組み合わさってできあがる彼女の作風は、いかにしてできあがったのか? このプログラムでは、ブダノヴァの過去作品とあわせて、彼女に強く影響を与えたアニメーション作品を上映。上映後のトークでは、作家の世界の秘密に迫ります。

上映作品

Rhizome

Boris Labbe
France / 2015 / 11′ 25′


Sauvage

Paul Cabon
France / 2009 / 4′ 40′


Le Retour

Natalia Chernysheva
France / 2013 / 1′ 27′


Peripheria

David Coquard-Dassault
France / 2015 / 12′ 20′


Two Sisters

Caroline Leaf
Canada / 1991 / 10′ 00′


The Wound

Anna Budanova
Russia / 2013 / 9′ 00′


Among the Black Waves

Anna Budanova
Russia / 2016 / 11′ 10′

監督プロフィール

アンナ・ブダノヴァ

ロシア・エカテリンブルク生まれのアンナ・ブダノヴァはウラル工科大学でアニメーションを学び、様々な作品でアニメーターとして経験を積んだ。2013年、初の短編作品The Woundを制作し、20以上の国際賞を受賞。2015年にはJAPICによる東京でのアーティスト・レジデンス・プログラムに招聘され、そこで制作した作品Among the Black Waveは第69回ロカルノ映画祭でプレミア上映された。現在はフランスを拠点に活動している。

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